自然食品専門のパイオニア商社ムソー(株)が母体の同店。桜新町に続く区内2店舗目として、2023年千歳烏山店が開店、店長の新井谷さんも桜新町から同店に赴任しました。

新井谷さんの前職は日本料理店のホールスタッフ。自身が料理やお酒をきちんと理解し、お客さまへのより深い説明を極めたいと考えるうちにその興味は食材の生産者、生産地へ。野菜の仕入れに契約農家に直接出向く機会もつくり、その苦労や思いを知ります。
「身体に優しくて美味しい野菜を作るための有機農法はとてつもなく大変。ヒトにもモノにも愛情がなければ出来ないことと感激することばかりでした」

自らモノづくりはできなくても、いいモノのそのストーリーごと生産者とお客さまとを「結ぶ」仕事がしたいと同社に転職。
「僕も若い頃は特に気を付けていませんでしたが、仕事をきっかけに食生活を見直すようになると体調もばっちり、食べるモノで身体は出来ていると身をもって実感、証明しています(笑)。その昔はマクロビとかオーガニックって偏った思想として捉えられていたこともあったそうですが年々価値が理解されています。モノを余すことなく使いきろうという一物全体、暮らす土地の旬のモノを食べようという身土不二。マクロビの精神って本来私たちが目指さなければいけない、正しい理念なんですよね」

生産地、工場、流通から同店、そしてお客さまへ。その間のすべてを同社が入り、妥協のない品質選定の末、取り扱い品目は日用品から食品まで2000種類ほど。ここで初めて知るであろうものも多く、一般流通品とはまったく異なる希少な商品が豊富に取り揃えられています。一般スーパーのような「いつでもなんでもある」価値とは一線を画しています。野菜はその季節に自然に収穫できる産地直送品。水産物は天然ものを優先、また限りある海洋資源に配慮した漁獲方法が確認された魚を職人がそれぞれの調理法に合わせて提供していることも特徴的。それらを求めて遠方からのお客さんも足を運んでいます。

「特に成長著しい小さなお子さんの食生活は大事にしてほしいと心から願っています。最近の若いママパパたちは健康意識が高く、離乳食の品質もとても気にされている方が多いと感じています」

新井谷さんらスタッフが生産地に出向き一緒に作業することも。また、生産者が店頭にて顔を出して商品説明や実演販売をすることも少なくありません。生産者とつながり、その背景を知ることで商品を大事に思い、お客さまにつなぐ熱意が醸成されているそう。
「買い物は投票だと思っています。弊社の商売の理念、決して安価ではない商品の価値に賛同してくれる方がその対価を払ってくださり、生産者に還元されることこそがサステナブルです。僕を筆頭にうちのスタッフは商品に自信と誇りを持って販売していますので質問大歓迎、語りたがりです(笑)。聞いてみたいことがあれば遠慮なく声を掛けてくださいね」



